ケールは、βカロテン、ルテイン、カルシウム、マグネシウム、ビタミンC、鉄分、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれていることから、緑黄色野菜の王様と言われています。
同じ仲間のキャベツと比較してもこんなに豊富に含まれています。

発育促進や細胞の再生に役立つビタミンB2や骨を作るカルシウムが約5倍、体内のエネルギー生産や脂質の代謝に役立つナイアシンが約4.5倍、血圧を下げたり血栓を作りにくくするマグネシウムが約3倍、など様々な栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素をたっぷり含んだスーパーフード「ケール」をより多く、おいしく摂れるように、ケールショップKAMIYAの商品はうどんやパスタ、ぎょうざやラーメンなど様々な商品を取りそろえております。

ケールはキャベツやブロッコリーの原種と言われており、かわいらしい黄色い花が同じアブラナ科であることを感じさせます。

和名は「羽衣甘藍」（はごろもかんらん）と言い、すでに江戸時代には日本に伝わっていたようですが、食用ではなく観賞用として楽しまれていたようです。

原産地は暖かい南ヨーロッパの地中海沿岸になります。

キャベツのように丸くならず、1枚1枚大きく育った葉を収穫します。

種まきの時期は一般的には3月下旬から10月下旬までいつでも種まきができるので、時期をずらして種まきをすることで一年中収穫することが可能です。 しかし私たちの地域、新潟県では9月下旬から10月以降になると朝晩の気温が低くなり、ケールの成長が遅かったり充分な大きさにならなくなるため、8月下旬から9月上旬くらいまでになります。

食べ方としては、「苦い」「不味い」で皆さんご存じの青汁粉末が有名ですが、加熱すると不思議なことにその独特のクセが和らぎ、甘みが出てきます。 クセを楽しみたい方はちぎったり刻んだりしてサラダにしたり、苦みを抑えて甘みを出すなら野菜炒めや揚げ物、大きな葉を活かしたロールキャベツなど、様々な楽しみ方があります。

ケールに含まれる栄養素には様々な効果が期待できます。

１．目の健康に働きかける効果

βカロテンを摂取すると体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは目が光を感じるロドプシンを生成するために必要な重要な役割を持っています。

２．皮膚や粘膜を丈夫にする効果

ビタミンCがコラーゲンの生成に必要な栄養素です。コラーゲンが細胞の結合を強くすることで、血管や皮膚、骨などを丈夫に保つ働きがあります。

３．老化を防ぐ効果

老化や病気を防ぎ、細胞の回復を早める働きがある、βカロテンから変換されたビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが抗酸化作用の高い栄養素として含まれています。

４．睡眠促進効果

夜間に多く分泌されるホルモンであるメラトニンがケールにも含まれており、これによって睡眠を促し、キチンと夜に寝て朝になったら起きるリズムを作ることによる体内時計の調整が期待されます。

５．ストレス緩和効果

ストレスにさらされると消費されるビタミンCを多く含み、また精神を安定させる働きがあるカルシウムも豊富に含まれるため、いやし効果が期待できます。

６．免疫力向上効果

細菌やウイルスと戦う白血球の働きを強くするビタミンCを多く含みます。戦闘力アップにより、免疫力アップが期待されます。

７．美肌効果

末梢血管を広げ血行を良くするビタミンEが豊富に含まれます。血行が良くなると新陳代謝が活発になることでカラダの隅々まで栄養が行き渡り、細胞が生まれ変わり美肌になることが期待できます。

８．骨と歯を丈夫にする効果

カルシウムが豊富に含まれています。骨粗しょう症対策でケールを食べて、骨と歯を丈夫にしましょう。

９．生活習慣病を予防する効果

ケールには血糖値改善による糖尿病予防や、コレステロール値改善による動脈硬化予防にもなるようです。

10．便秘改善効果

食物繊維が豊富なため、お通じの改善が期待できます。