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モニター隊員募集中 募集人数 募集期間
第87回 kentai キャンディ4種1セット
BCAA、ブドウ糖、ビタミンC&クエン酸、そして人気の塩飴、それぞれ1袋ずつを1セットにして全ての飴の感想をお願いします。
どんな時にどれがおいしかった? 楽しみにしています。

応募数6件 倍率2倍
3

2008年5月29日〜6月4日
※募集期間は終了しました。

モニター隊員プロフィールのご紹介
東京都 山口Rさん 
44才 男性

主に超長距離走
200km以上走るのは年十数回
16年くらい
HIROSE製スポルティフ(東京小平のサイクルストアヒロセ製フルオーダー車)
ブルベを中心とする超長距離走が楽しいです。主催者団体にも所属し、ブルベ運営に携わっております。スーパーランドナー(その年200km・300km・400km・600km完走者の称号)6年連続取得。パリ〜ブレスト〜パリ1200kmを2003年、2007年完走。もっともっとたくさん走りたい!
回モニターレポート
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レポート本文

北海道で開催される1000kmブルベ「BRM718恵庭1000km」を走ることにした。
まだ1000kmのブルベを走ったことがなく、北海道のフランスのような大陸的で信号のない道を走るのが楽しみでもあるが、
一番の動機は日本初の「ランドヌール5000」を今年中に取得したかったことだ。

ランドヌール5000
それはパリ-ブレスト-パリ1200kmと、
ブルベの200、300、400、600、1000km、
フレッシュ(チームで360km以上を24時間で走る)を走り、
なおかつ総距離が5000km以上を走り申請すれば得られる称号だ。
http://www.audax-japan.org/Randonneur5000.html

パリ-ブレスト-パリ1200kmは昨年完走した。
ブルベは200×2、300×2、400×2、600×2を今年走破、
フレッシュも走行済みで現在の総走行距離は4560km、
今回の1000kmを完走できればすべての条件を満たすことが出来る。

7月18日金曜朝8時前、20名ほどの出走者はスタート地点に集っている。
最近読んだ本によると、ブルベをたくさん走る人は距離感が壊れているらしい。

それは悲しい事ではなく、もちろん自慢でもなく、ただただ仕方のない事だ。
自覚はないのだが今回の1000kmも正直、距離に対する気負いはない。
装備を整えて3日間走り続ければたぶんゴールできる。
もう未知の距離ではない。ドキドキワクワクで眠れぬ訳でもない。

ゴールを目指してひたすら走る続ける事が自分の幸せだ。
しかも信号も少なく地平線の彼方まで走りつづける錯覚に陥る北海道の大地。

このスタート地点に立てた事を誇りに思い、機会を設けてくれたAJ北海道に感謝する。

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少しだけ眠い、睡眠不足。
前日朝4時から荷造りをしてから出社、定時で退社し自転車をかついで羽田から最終便で新千歳へ。
飛行機の遅れやら自転車の組み立てで手間取り、宿に着いたのは12時を越えていた。
これは超長距離を走るための鉄則である事前の睡眠を十分に取らねばならぬ事に反する。
ベストコンディションで臨めぬ事を少しだけ後悔し、忘れる。

服装は上下短パン半袖。
袖と脚のフリース、極薄のウインドブレーカー、ビニールカッパ上下、着替えのレーパン・アンダーシャツ・靴下を二組持つ。
kentai キャンディ4種はトップチューブバッグに少し入れて、残りはウエストバッグに入れた。
ハンガーノックはイヤなので意識して走行中に補給を取る。
機能をもった飴には大いに期待を持つ。

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直前に「BCAA」を2粒、口に放り込んだまま、スタートのカウントダウンとともに午前8時一斉スタート。
ほぼ全員集団のまま30数キロペースで飛び出す。
心配された雨はまだ降らず曇り空、走りやすい気温。

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コースは地図上のルートを左下の恵庭から南、北、東、西の順にいく。
恵庭→日高→富良野→旭川→名寄→紋別→網走→北見→足寄→鹿追→富良野→岩見沢→恵庭
http://aj-hokkaido.sakura.ne.jp/index.php?fn=3&&bn=803

ペースは数キロずつ上がってゆく。
やがて先頭集団は8人ほどに絞られCP1セブンイレブン空知栗山店(28.4km地点)に8:55到着。
1000kmを走るにはオーバーペース気味だったので、しばらくしてから集団から離れ単独走。
このとき集団先頭を引いていた人は42時間29分で走りきり、コース記録を樹立したようだ。

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自分で自分の写真を撮ったりマッタリペースにはまり第2集団に吸収されて、CP2ローソン門別富川店(100.9km地点)に12:17着。
この後からしばらく一人旅。
「クエン酸」と「ブドウ糖」を交互に取り味を楽しむ。
晴れきた。暑い。165km地点の日高峠は気温30度は超えていたと思われる。
「塩」を意識して口に入れる。
峠を下ると今度は雨が激しく降ってきて気温が下がる。
用意したビニールカッパを着る。
雨は降ったり止んだり。
先行していたダンゴ虫氏とたけ氏が富良野で休憩しているところに合流し、以後一緒にゴールまで三人で走る。
二人は国内1000kmのBRMのほぼすべてを走ってる頼もしきスペシャリスト。
富良野市街を過ぎて旭川に向かう途中で土砂降りとなる。
空き店舗の軒先に退避、ビニールのカッパ上下に身を包む。
辺りは暗くなり気温も下がる。
雨脚が弱まったところで数キロ先のローソンで食事。
うどんをイートインし暖まり小一時間雨宿り。
小雨になったところで旭川に向け北上開始。

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CP3セブンイレブン旭川4丁目店(281.9km地点)21:30着。
雨はあがった。
100円ショップで購入したカッパの下はビリビリに破けて短い役目を終えここで廃棄。

335.7km地点、士別のホテル美し乃温泉に0時着。
ここは健康ランド形式でオールナイト営業の温泉宿だ。
温泉に入り体をほぐし仮眠所で横になり仮眠。
今回はタイムを狙うのではなく、いかにダメージを受けずに1000kmを走りきるかがテーマだ。
そのためには必ず眠る。出来れば4時間。
持参のレーパン、靴下、アンダーシャツに着替え、朝の4時に出発。
もうあたりは明るく、青空が見えている。
私達の後に来た走者達の自転車が玄関先に並んでいた。

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CP4セブンイレブン名寄大橋店(360.6km地点 )6:05着。
国道293号線を紋別へ。
オホーツク海が近付くにつれ霧が出てきて、やがてその粒は大きくなる。
紋別市街に突入、サイクリストの大集団に出くわす。
オホーツクサイクリングだ。
212キロメートルを2日間にかけて雄武町から斜里町までのオホーツク海岸を走破するイベントだ。
開催を知っていたがバッチリ重なってしまった。
皆さん続々とスタートしてゆく。
私達三人もその車列に混じって走る。
お子様チャリもいて延々と車列は続く。
やがて道はオホーツクの海岸線沿いへ。
交通規制も行われ、沿道の皆さんは私たちブルベな通りすがりの部外者にも大声援が送ってくださる。

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CP5セブンイレブン紋別渚滑店(451.1km地点)10:06到着。
店員さんは「今年は雨の中大変ですね」とねぎらって下さる。
やがて大集団とも分かれ海岸線を南下。広大なサロマ湖。日本で3番目に大きな湖。
湖が見えなくなったところのレストランに入り、生ホタテ丼を食す。
今回唯一の北海道らしいおいしい食事。
そういえば途中の空き地にホタテの貝殻がうずたかく積まれていたなぁ。
本来ならせっかく来た北海道旅行、悪くない宿に泊まり悪くない食事をし、雨にも濡れずに行動するのが当たり前なのだろう。
コンビニで補給し健康ランドで仮眠(道端で寝るより極楽だけど)、ブルベを走りきるという目標があるからこそのベストの選択。、
しかし行程中一つくらい極上の食事にありつけるのはとても素敵だ。
シアワセであるがまた小雨の中カッパを着こんで出発する。

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網走CP6セイコーマート駒場北店(569.2km地点)16:10着。
調子が今ひとつ上がらない。
いつも暑がりなのに肌寒く感じる。
事前の寝不足が響いているのか。

CP7セブンイレブン東藻琴店(590.7km地点)17:30到達。
雨は上がった。カッパを脱ぎサドルバッグにくくりつけた。

CP8セブンイレブン北見三輪店(638.1km地点)20:11。
目の前は健康ランドの「北見高玉温泉」。
温泉で体をほぐしレーパンとアンダーシャツと靴下を着替え、じっくり入浴・仮眠。
しばしのリフレッシュだ。
ここで2人に「kentai キャンディ」を一通り分けてあげる。
飴だと人にあげるのも便利だと気付く。
朝5時に出発し、近くのローソンから着替えた荷物を自宅に送り少し身軽にする。
ここから道は上る。美園峠は濃霧。
「日本一寒い」を謳い文句にする陸別の気温表示は12℃。
ペースが上がらない。

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CP9セブンイレブン足寄下愛冠店(721.9km地点)8:19着。
晴れてきた。日差しがきつい。街中では松山千春の歌声がBGMだ(本当に至る所から聞こえていた)。
脚が廻らない。

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CP10セブンイレブン鹿追南町店(794.9km地点)12:26着。
延々と狩勝峠へ上る坂道。
斜度はまったく大したことないのだけれど気持ちがキレる。
2回足を着いてしまった。
湿度が高く蒸れているのだけれど、寒い。
手先足先は冷たくない。低体温症だ。胃もムカつく。
先週からの疲労がここで出てきてしまったようだ。
他の二人は半そで短パンだが、私は袖と脚フリースを着けカッパを着る。
先週スピニングのインストラクターさんの掛け声「自分に負けない!」が心に浮かぶ。
ブルベを走っていて不調になると、以前は日々の記憶がそれこそ走馬灯のように浮かんできたものだ。
深夜単独走の時などセンチメンタルやメランコリックな気分に侵されそうになったりした。
せっかく浮かんできたスピニングインストラクター台詞「自分に負けない」なので、
利用させてもらって「自分に負けない」と言葉に出して呟きながらペダルを廻す。

CP11セブンイレブン富良野山部店(873.8km地点)17:12着。
行楽の客が多いです。さすが連休中の富良野。
厚着のおかげで体も少し回復基調。
富良野市街を抜けて樹海峠に向かうと雨が降り出し強くなる。
天気の変化が激しいぜ、北海道。
岩見沢への下りは舗装が荒れ気味、しかも夜間のウエット。慎重に下る。

CP12サンクス岩見沢10条東店(959.7km地点)21:21着。
最後のCPで雨は上がった。
今まで世話になったビニールカッパを「ありがとう」と声を掛けて捨てる。
週末の市街地は賑やかだ。
後はゴールまで40kmあまりのフラットコース。
調子が戻ってきた。
ペースが上がり35km/h巡航で軽く先頭交代。
スタッフの車が通り過ぎ「後もう少しでゴールだから頑張って」と声援を受ける。
力の限り踏倒す。

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ゴールだ。
「おかえり〜!」深夜にスタッフが出迎えてくれる。
1000.6km地点。7月20日23時20分。トータル63時間20分。
センチメンタルな気分になる暇もなく北海道の1000kmブルベは終了。

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まだ大半の走者は走行中。
後続はだいぶ離れ、ゴールは明日朝になるようだとの事。
みんな制限時間いっぱいまで楽しむつもりのようだ。

ブルベの心強さはみんなと繋がっていること。
一緒に走る走者との連帯感はもちろんだが、ゴールに待っていてくれる主催者達を思うと単独走でも孤独ではない。
仲間や家族からも携帯メールやネット経由で走行中たくさん応援を頂いた。
走った結果はフランスのACPに認定され、世界とも繋がっている。
だからこそ走れる。
思いつきで個人で走るなら1000kmどころか200kmも走る自信などないなぁ。

今回のブルベは途中不調はあったが深刻な事態はなかった。
完璧ではないけど、睡眠も補給も問題はなかった。
kentai飴は途中幾度となく意識して口に入れた。
機能に応じて味を楽しめる。
超長距離は脚を攣ったりしがちだが、全く気配もなかったのはkentai飴のおかげかも知れない。
ありがとう、kentai飴。
ありがとう、サイクルベースあさひ。


長距離を走る
様々なバリエーションを誇る飴のレポートもさることながら、
ブルベの面白みが伝わってくるレポートでした。

ありがとうございます。
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