木のぬくもりと
手づくりのやさしさを
毎日のくらしの中に

ポッポ、とやさしく時を告げる鳩時計。無印良品で販売を開始してから6年目となる人気のシリーズ。木のぬくもりをそのまま生かした「鳩時計・クリ材」が再度販売となりました。国産のクリ材を使い、木製の巣箱型の加工から時計の心臓部にあたるムーブメントの組み立てまで、日本の職人が一つひとつ手作りで仕上げています。

鳩時計・大 掛置時計・クリ材

ひとつずつ、丁寧に手作りされたふいごとクリ材を使用した鳩時計です。電子音とは異なる自然であたたかい音色で、時刻の数だけ鳴きます。

税込29,900

巣箱型に使っている木材は、家具材としても人気の高いクリの無垢材

美しい木目の巣穴から顔をのぞかせる、かわいらしい白鳩。木のぬくもりをそのまま生かした、クリ材の巣箱型は、岐阜県高山市の豊かな木々に囲まれた木工所で作られています。
クリ材は、英語では「チェストナット」と呼ばれ、心材の耐朽性が極めて高いことが特徴です。日本では古くは縄文時代から建材として活用され、クリの実も大切な食料源とされるなど、私たちの生活になじみの深い木材です。家具材としても人気が高く、ヨーロッパではよいタンス(チェスト)はクリの木で作ったそうです。

クリ材の切り出しや加工、組み立てを手掛けるのは、長年この土地で、森や木工品に親しみ、森を育て、木を活かす、想いとこだわりを持った職人たち。
加工には板目、色合わせなどコンピューターで弾き出す数値では作り出せない感性が必要になります。さらに日本人独特のセンスが加わることで、木のぬくもり感を残しながら、あたたかみある手触りに仕上げることができるのです。

ムーブメントの組み立ても日本の時計工場で

「ムーブメント」と呼ばれる時計の心臓部にあたる部品の組み立ても、茨城県にある時計工場で、すべて手作業で行われます。海外の工場では流れ作業によるライン方式が一般的ですが、「鳩時計・ナラ材」を作っている日本の工場では一人が一連の工程を受け持つ、セル方式が採用されています。「MADE IN JAPAN」と謳える時計は、このムーブメントの組立てまでを日本で行なったものだけ。
「鳩時計・ナラ材」も、全工程を日本で行っているため「MADE IN JAPAN」と胸を張って言えるのです。

和紙の蛇腹で空気を押し出して鳩の鳴き声を出す「ふいご」も、職人さんによる手作業で蛇腹の貼り付けが行われます。
「ふいご」と鳩の取り付けなど、一つひとつ細部まで丁寧に、慎重に手作業で作られていきます。

木のぬくもりと、手づくりのあたたかさを、毎日の暮らしの中に。

ものづくりにおいて、海外の工場で大量生産することが当たり前となった今、良質な木材を使用して、あえて全工程を日本で、職人の手によって作りあげたのは、木が持つぬくもりや優しさ、手づくりによるあたたかい音色を、毎日の暮らしの中で感じて欲しいという想いからです。
木目の表情も、鳩の鳴き声も、鳴く速度も、鳩の動きも、それぞれが一つひとつ異なります。壁に掛けて使ったり、置き時計として使ったり。木のぬくもりと、手づくりによるあたたかさを感じてください。

鳩時計・大 掛置時計・クリ材

ひとつずつ、丁寧に手作りされたふいごとクリ材を使用した鳩時計です。電子音とは異なる自然であたたかい音色で、時刻の数だけ鳴きます。

税込29,900